ハロプロの代表曲と言えば、「ミニモニ。バスガイド」
……というと、さすがに言い過ぎ。
でも、ミニモニ。最大の名曲がミニモニ。バスガイドというのは決して誇張ではないと思います。
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誰かを にくんじゃいけません
明日は今夜の続きです
地球のどこかで生まれた
人間最後はお星さん
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「ミニモニ。バスガイド」より
(作詞・作曲:つんく)
当時(2001年頃)、絶頂期だった加護亜依さんは、この
人間、最後はお星さん。
というフレーズが最も印象に残っていると発言していました。
その後の加護亜依さんについては特に言うべきことはないですけど、最も印象に残るフレーズが「人間、最後はお星さん」というのだけは同意します。
この歌詞には、つんく♂の死生観が出ていると思います。
(注)つんく♂
モーニング娘。のプロデューサーは♂のついている「つんく♂」
作詞・作曲をしているのは「つんく」
♂のつかない「つんく」というのは、ハロー!プロジェクトの「創作集団」を代表する名前であって、サンライズの「矢立肇」や、プリキュアの「東堂いづみ」のような共同ペンネームと似ていると思います。あるいは「永井豪とダイナミックプロ」みたいな感じ?
モーニング娘。の大量の曲を全部一人で作れるわけがなく、ある程度の分業制を採用していたようです。
でも少なくともミニモニ。の作詞に関しては、個人としての「つんく♂」の特徴が出ています。
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シャ乱Qが「シングルベッド」を歌ってた頃、つんく♂の元彼女が事故で死亡したという噂が流れました。
シングルベッドの歌詞は、死んだ元彼女に向けて作った曲と言われていました。
東京で成功したら、別れた彼女ともう一度よりを戻したい。そう思っていた時に、死去の知らせを聞いて作った歌詞だそうです。
大切な人を亡くしたことのある人ならわかると思います。
最初は悲しくても、その悲しみが癒えるにつれて、人間、最後はお星さんと達観できるようになる……。
人間の死亡率は100%。
どんなに長生きしようと、みんな最後はお星さんですね……。
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