トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に行ってきました。
西武池袋駅から出発。
元加治駅から歩いて行くのです。
地図の右側が現在地。
下がトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園です。
地図を見ると1.8kmとなっていますが、実際はもう少し短いように思います。
入間川沿いの遊歩道を歩くのが気持ちいいです。
ここに来る前にムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンという、やたらと分厚い伝記を読んだんですけど。
(300ページ以上ある……)
その本によると、トーベ・ヤンソンさんは戦争反対の平和主義者。
「ムーミン谷の彗星」もアメリカ軍の爆撃機が日本に原子爆弾を投下して罪のない人々を何十万人も焼き殺したことに対する抗議の意味もあったそうです。
つまり彗星とは原爆のことだったんですね。
※第二次世界大戦でフィンランドはナチスドイツ寄りだったので敗戦国になっています。
トーベ・ヤンソンさんは国粋主義は戦争につながるから反対だったそうです。
戦争の時は風刺画を描いていて、その時に入れていたサインがムーミントロールの原点です。
あと世界中でムーミンが人気になってからも、フィンランド語のメディアからはいろいろ批判されていたようで。
トーベ・ヤンソンさんは両親がスウェーデン語系のフィンランド人という少数派なので、国内の主流派から嫉妬されていたのかもしれません。
どこの国のメディアも偏狭で妬み深い悪口体質なのですね……。
帰りは飯能駅から帰ります。
駅名標に書かれているムーミンバレーパークは今回行った場所とは違います。
それは有料の別施設ですからね。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園はそれほど多くの施設はありませんが周辺にはハイキングコースもありますし、歩き回るにはいいと思いました。